一度ハードルをsageて、ageる褒め方が好きじゃない

ナニかをほめるときに、そのほめたいモノの+プラスさ加減をいいたいがために、いちど下げる−にしてから、ほめるやり方があんまりすきじゃないのよね。

たとえば、お魚料理。
「−なまぐさいとおもったけど」「+ぜんぜん生臭くない」みたいな褒め方。
この−からの+の落差でもって、すごく褒めてるんですよ、的な褒め方すきじゃない。

できるなら、0フラットなところから、++ものすごく褒める、そういうトーク技術を磨いて欲しい。
そうじゃないなら、少なくても、貶すような−表現は必要ない、と思う。

それって、料理してくれた人に対して、とても失礼だと思うのよね。

じゃあ、これ、お母さんや、彼女が作ってくれた料理を褒めるときに使ってみ。
絶対に怒られるから。

「−見た目は油が浮いててすごくしつこそうに見えるけど」「+飲んでみたら全然ソンなことないすっきりしたスープで美味しい」とか。

「−トマトの青臭さが苦手で普段は好んで飲まないんだけど」「+食べてみたら意外とスパゲッティにあって美味しい」とか。

「−見た目はすごくまずそうだけど」「+見た目と違って意外に美味しい」とか、ぶっ飛ばされる。

美味しいなら、美味しいって、ストレートに言うのはダメなんか?
テレビ的ではないのかもしれないけど、それでもやっぱり、一度sageる言い方が、おれはあんまり好きになれないわ。