わずらわしい機械の時刻合わせから解放されたい

羽海野チカ(@CHICAUMINO)せんせーがTwitterでこんなことを言われてたのです。

私は、物事の流れを、基本的な事を、全く解っていないんだな…と思った。これからは、カメラを買ったら、最初に日時を合わせよう…。(一回もした事無かった。そのせいで保存してある画像(数万枚)日時で検索できず、日付がおかしいので、ライブラリの中で順番がめちゃくちゃ)いかんよ…

https://twitter.com/#!/CHICAUMINO/status/164507300151836672

おれは、このツイートにはっとしました。
たしかに、機械を買ったときに、ユーザが一番最初に「設定」することは、時刻合わせです。
電源を入れたら、マニュアルにはたいてい時刻合わせの項目からスタートします。
でも、ユーザがいちいち時間を設定しなくちゃならない方が、実はおかしいかも?
発想の転換したらどうでしょうか。
機械類は全て電波時計を内臓したらいいんではないでしょうか?

今や、電波時計はかなりお安い価格で購入することができるわけですが…
たとえば、それをデジカメに組み込む。
たとえば、万歩計に組み込む。
たとえば、レンジに組み込む。
たとえば、携帯ゲーム機に組み込む。
たとえば、お風呂の給湯器に組み込む。
たとえば、炊飯ジャーに組み込む。
たとえば、車の時刻あわせが自動でできる。
とか、とか、とか。

いまや、何でもかんでもネットに機械を組み込もうとして、ユビキタス社会とか言ったりしますが、その第一歩はまずは時刻を自動で合わせるところから、はじめたらどうでしょうか。

ユビキタスうんぬんの未来は、将来的にはやってくるのでしょうが、イマイチメリットがピンときません。
でも、時間をあわせる必要がない、ってなれば、それは間違いなく便利だと思うんですよね。
メリットが分かりやすいし。

小さな腕時計でも電波時計があるのですから、同じような大きさの機械に電波時計を受信する機能が組み込まれていても、いいんじゃないでしょうか。