パンツの穴のはなし。

男性用のパンツについて、いつも、おしっこするときに、思うこと。
パンツから、おしっこするときに、おちんちん出す穴って、意味ないなーって。

パンツの構造を解説するための図を書いてみた。
あ、この場合のパンツは、いわゆるブリーフとか、ボクサーパンツと呼ばれるカタチのそれ。

一番みぎうえが、表からみた部分。
左下が、表からはみえないけども、内側の構造(裏地の部分)。
つまり、男性用のパンツは二枚の布から出来ているのですよ。
斜めの線は、ここが穴が開くようになっている。

それで、まんなかの図が、パンツの布の重なりをあらわしている。
表の布と、裏地の布とで、切り込み(スリット)が、逆位置になってる。

そして、一番右の図が、おしっこするときの様子をあらわしている。
表の布と、裏地の布とを、たがいに逆方向にずらし、そのズラしたところが、ちょうど重なるように開けると、そこからおちんちんが出せる構造になっている。

ちゅーかですね、これ、おしっこ、ちょーしにくいんすよ。
布をずらして、もう一枚布をずらして、おしっこをして、おしっこした後に、布をずらしてずらして戻すって、めんどくさくて…。
つか、きっと、この穴からおしっこしている男性って、いないと思うのよ。

一方で、トランクスタイプの場合は、というと…。
この左の図が、トランクスだけども。
トランクスの場合は、真ん中のあなのぶぶんが、ボタンになっているのよね。
このボタンを、かけたり、はずしたりが、またまた、ちょーめんどくさい。
おしっこするたびに、このボタンをかけたり、はずしたりって、これまた、してるひとっていないと思うんだよね…。

じゃあ、どうやっておしっこしてるかっていうと、パンツの上部(パンツのゴム部分)を、下にずりさげて、そこからおしっこしている、と思う。
いや、おれも、他の人のおしっこしている様子をまじまじと見たことはないけども、少なくとも、おれは「パンツの穴」を活用したことがない。

でも、これが、パンツじゃなくて、ズボンだと話は別なのです。
ズボンは、金属のチャック(ジッパー)がついてるので、開け閉めが「すっ、すっ」て出来るので、さきほどの、パンツであげた問題点が全て解決しているのです。
ブリーフのように、布のスリットを横方向に二重にずらす必要もなく。
また、トランクスのように、ボタンをあけしめする煩わしさも、チャックでは全く問題ない。
おれも、おしっこする時には、ズボンの「社会の窓」から、おちんちんを出して、おしっこしてますよ。

では、この構造を、普通のパンツにも設けたら…?
それは、できないと思われまする。
なぜなら、パンツにチャック(ジッパー)をつけたとすると、その開け閉めのときに、絶対に「毛をチャックに挟む」のは目に見えているからなのです。
そうじゃなくても、たまにズボンに、パンツからはみでた毛がすこし挟んだりする場合があるのに。
じかに、パンツにジッパーがついちゃったら、おしっこのたびに、100パー、毛を挟んで、大惨事ですわ。

じゃあ、おれが思う、一番いい、「パンツの穴」の素材は?というと、それは、マジックテープだと思われます。
構造的には、トランクスのようになっていて、布をずらす必要はなく、さらに、開閉時にボタンのようなわずらわしさもなく、そしてジッパーのように毛を挟むこともないっていう。
どこかのメーカーで、出せばいいと思うんだよねぇ。