はてなブログに移行したら最初にすること

おれ用のメモとして、書いておく。

はてなブログに移行したら、はてなの要望みたいなのを、ダイレクトに出せるみたいなので、EBtみないた相互リンクをできるように、してほしい、って言ってみよう。

つーか、もう、そうなるとEBtWebサービスっていう感じになるのだけどもね。

ほしい、いま超ほしいサービスだわ、それ。

EBtでメモできるのが便利になればなるほど、Webサービスになってほしいって思う。

もうね、ブログみたいに「他人に向けたツール」じゃなくて、自分のメモをただたくさん作って、それをリンクさせる「自分に向けたツール」が、Webサービスになってほしいかもしれない。

Evernoteにしろ、Dropboxにしろ、自分の持ってるデータ(情報)を、PC単体から解放した「自分に向けたツール」なわけだけど、次に必要なのはEBtだと思うのよね。

って、これだけ連呼しても、全く具体的な例を話してないので、EBtを使ったことのなひとにはちんぷんかんぷんだな、こりゃ。

前置きがながくなったけど、EBtは何に使うツールなのか書いてみようかな。

◆情報を使うためには

たとえば、アイディアを出す場合は、どうするかを例にしてみようと思う。

アイディアにはいきなり湧いてくるわけじゃなくて、アイディアを形作るためのステップが必要なのは誰でも実感してると思う。

自分の持ってる情報を、(1)どう整理して、(2)どう活用して、(3)どう吐き出すか、っていう大きく3ステップになると思うのだけど。

ステップによって、各々使うツールが違ってくる。


◆(1)どう整理するか?インプットツール

たくさんの情報を集めた方が、アイディアを作る材料にはなるのだけど、それをどう整理するのかっていうと、インプットしたものをジャンル分けしたり、タグ付したりして、必要なものをさっと取り出しやすくしておく必要がある。

そうしたインプットツールの代表格が「Evernote」だと思う。

Webからでも、PDFからでも、日々に撮影した写メでも、持ってるスマフォからでも、とにかくなんでもかんでも取り込んで、インプットしておける。
そうしたツールが、インプットツールでは大事で、Evernoteがこれだけ便利!(そうに見える)のも、こうした取り込みが楽チンだから、だと思う。

こうしたアイディアの断片となるべき情報を、整理しておくのがこのステップ1のインプット。


◆(3)どう吐き出すか?アウトプットツール

インプットの話をしたあとで、第二段階を飛ばして、最終的なアウトプットの話にうつる。

アウトプットには、アイディアを形作ったものを、どうやって相手に見せるか?という形式によって使うべきツールは異なってくる。

画像で提出するのか、音声なのか、文章なのか、それとも映像作品なのか、によってツールはまさに色々だと思う。

それこそ、何かのスクリプトをかき上げるためには、使い慣れたエディターソフトかもしれないし。Photoshopのように画像を処理するツールなのかもしれない。

最終的なステップ3のアウトプットは、それに適したツールは専用のものを使えばいい。


◆(2)どう活用するのか?インプットとアウトプットの間の思考実験

インプットツールで、情報をたくさん蓄えた。
アウトプットツールを使って、最終的に仕上げる方法はわかっている。
でも、アイディアが出てこなければ、意味が無い。
インプットから、アウトプットとして出されるまでに、どうやって情報を活用したらよいか?
それには、思考実験しかない。

Aというアイディアの断片を、Bという違うアイディアの断片と組み合わせてみる。
もしくは、Cというさらに新しい要素を加えてみる、など。

こうした、一見関連のないような要素同士を、足したり引いたりしてみることで、アイディアの元だったもの同士が関係性をもち、化学反応がおきて、新しいモノが生まれたりする。

こうした「思考実験」というのは、ツールでもって全自動でできるモノではなく、人間の脳みそを使って考え、創りださなくてはならない。

でも、そうした思考実験をするうえで、サポートしてくれるツールがあったら、便利じゃないかしら?

そう、それがEBtだと、おれは思う。

ようやく、言いたい本題についたー!w

EBtは、自分が作ったメモどうしを、相互リンクすることができるツールである。
が、まさに、それこそが、「アイディアの作り方」だったりするのだ。

EBtは、膨大なメモを色々と関連付けることができるので、使い方によっては別にアイディアメモだけじゃなくても、なんでもよい。

日記ツールにもなるし、日々の小遣い帳にだってなるし、ToDo管理にもできる。
要するに、メモの活用方法は人それぞれだろうから、どういう風に使ってもいいのだ。

でも、おれが、ここであえて推したいのは、やっぱり「アイディア出し」の使い方だ。

脳の回路は、脳細胞同士がたくみに組み合わさることで、記憶が生まれたり、活発に動くようになる。

EBtのメモ同士のリンクも、この脳細胞同士がリンクしている様に、とても似ている。

使っていると、関連付けたメモ同士を眺めることが多くなるのだが、「ああ、このメモはあっちのメモと関連付けられるかも!」とひらめくことが多くなる。

思考実験の練習を、知らず知らずのうちに、EBt上で行なっているのだ。

そうなってくると、もう、何でもかんでもEBtの中にしまっておきたくなる。

いつか、このメモが役立つかもしれない、そう思えてEBtのメモが増えていくのだ。

そうしてアイディアの元をぐつぐつと煮込むツールが、このEBtだと、おれは思う。


◆手帳のようなプライベートなWebサービス

いままでのコトをまとめると
(1)インプットするためにメモした情報を …Evernoteを使い
(2)ぐつぐつと煮込んで情報のエキスをまぜあわせ …EBtを使い
(3)アウトプットとして求められる形に仕上げる …各種ツールを使い
それぞれツールの使い分けが必要となってくる。

実は、Evernoteもステップ2に若干食い込んでいる部分があるし、
同様に、EBtもステップ1に食い込んでいる部分もある。

でも、Evernoteでは、情報の各要素を1対1でくっつけたり、はなしたりが苦手だ。
タグ付もできるがそれだと関連する情報のまとまりが大きすぎて(要素が多すぎて)、逆に思考実験の妨げになる。

また、EBtでもインプットツールとしても使えるが、そこはEvernoteの方がより便利な部分が多い(Webをみたままクリップとか)。
特に、EBtはプラットフォームが限定していて、Macでは正式サポートしていないし、また端末に保管した情報をPCが複数台あったら、同期する独自の機能は今のところない。
そのため、Dropboxなどを別途利用する必要がある。

(1)+(2)はデジタルデータに限らなければ、紙を使った普通の手帳でもできる。
また手帳の場合は絵も描けたりするので、自由なアイディア出しがさらにできる場合もある。

ブログツールの次って、もしかしたら、こういう(1)+(2)のようなサービスなんじゃないかしら?

(1)自分で集めてきた情報を、(2)ぐつぐつアイディアが出るまで煮込む、そんなツール。

そうして、それは、もう別に誰かに発表するときには、別の媒体になっているかもしれないけども、(1)+(2)ができれば、誰かに公開する必要すらないっていうか…。

一部は公開してもいいけど、すごく個人的な情報の場合は、記事単位で見せられない非公開設定ができるといいなぁ、と。

(1)+(2)のツールができる前提は、記事同士の相互リンクなわけだけど、これをはてなブログにはぜひつけてほしい。

で、はてなブログをおれが使えるようになったら、はてなに要望として出してみたい、という記憶のためのメモ。(長い)