インプットとアウトプットが一緒のサービス

さっきの記事を書いていて、おもったことを、もう一つ別のエントリーで書いておく。

アイディアをだす場合には、
(1)インプットしたものを
(2)ぐつぐつと煮込んで
(3)アウトプットとして出す
こと、と書いた。

それで、はてなブログでは、(1)+(2)のサービスとして、生まれ変わって欲しい、と書いた。

で、ここまで書いて、ふと思った。
(1)+(3)のツール(サービス)ってないのかしら?って。

そう、実はあるのだ!
それが、あれ、Tumblrだ!(と思う)

ようするに、
(1)インプットしたものを、
(3)そのままアウトプットとして出す
ようなサービスなのだ。

TumblrはReblogが命だ。
面白いと思ったものを、なんでもかんでもリブログとして、自分のブログに取り込んで、そのまま吐き出す。

中には、自分のメモだったり、文章だったりを付記して、リブログする人もいるけども…。

圧倒的な利用のされ方は、(1)だれかが書いた/描いた/作った情報を、(3)そのままリブログして出す、というのがTumblrだ。

おれがさきほど書いたような(2)グツグツアイディアを練る、なんてことすらしない。
集めて、出す、という一連が直結していて、とにかくインプットとアウトプットが一体化しているような感覚が、他のサービスにはない「気持ちよさ」だったりする。

でも、Tumblrを使ったことのない人には、この「気持ちよさ」は理解しにくいし、また(1)だれかが作った情報、の本当の作者にしてみたら、自分の情報を知らない間にリブログされて広められているので、「Copyright的にどうなのそれ?」って思うこともあるだろう。

おれが、考える(1)インプット+(2)グツグツアイディアを煮る、サービスの場合を考えてみると。
(1)のインプットのソースが、他のWebサイトの記事だったりする可能性も、大いにあるなぁ…。
そうなると、公開するとTumblr的な問題もあらわれてくるけども、それは逆に非公開にしてEvernote的な使い方のように、自分だけが見られるインプットの材料なわけで、問題なさそうだ。

というか、やっぱり公開と非公開がワンクリックでできないと、(1)+(2)のサービスは成り立たないかもしれないな、うん。

というか、そもそも、全てを非公開にしちゃうという発想もあるのだけど、それだとつまらないしな。

で、トラックバックの話もついでにしちゃうと、はてなブログの中の公開記事の中で、こうした相互リンクの記事として利用可能な場合は、ブログの記事同士のリンクによる、アイディア出しがすすみそうな気もする。

それこそ、Tumblr的に、記事の引用したい部分だけ、ピンポイントでリンクできると、さらに便利だな、とか。

トラックバックというのか、引用して自分のところにリブログして、アイディアメモ的な一言を追加しておいて、それを(1)インプットの材料にする、みたいな使い方かな。

色々と妄想したり。