大森しんや・恋ヶ窪★ワークス(追記)
大森しんや『恋ヶ窪★ワークス 愛蔵版』
バイクまんが。不思議なバイクまんが。
追記:
バイクマンガっていうと、こう、イニシャルGみたいな峠バトルや、
レースマンガをイメージさせるけど、このマンガはそうじゃない。
バイクマンガであるけども、バイクをメインというより、
それらバイクにかかわりのある人たちを描いたマンガ。
でてくるキャラがみんな個性的で味のあるひとたちばかりだ。たのしい。
おっさんやおばさんやおとうさんやこどもやおんなのこやおんなのこやバイクや…。
絵もすごく丁寧できれいでうまくて、魅力的だす。
表紙の帯に
西東京のオンボロバイク屋
「恋ヶ窪ワークス」で働くあやめ。
不器用だけどおっちょこちょいだけど、
今日もまっすぐに生きてます。
ってのも、実はひかれたポイント。
住んでる地域に近いっていうかね。
これ、あんがいジブリがミニ映画にしたら、いいんじゃないかと思った。
ほら、宮崎駿ってろりこんだし(←ほめてる)、機械すきだし、おっさん好きだし。
ぜんぜんジャンルも違うし、描いてる内容も違うけど、
ジブリでたとえるなら『魔女の宅急便』のような、
働く少女が成長する物語、って大きなワクでは同じかもだなー。
とか、いらぬ蛇足妄想。
続編というか、読みきり版の『恋ヶ窪★ワークス LTD[版]』をアマゾンでぽちった。