久世番子『番線』(修正)

『番線〜本にまつわるエトセトラ〜』読んだ。
今日はマンガ読みまくりだ。
このマンガを買ったきっかけは『このマンガがすごい！』で紹介されてたから。
おれの場合、本屋で買う買わないの判断は、基本的には表紙買いなので、今回のこの本はきっと「買わなかった」だろう←ひどい言い方。
でもね、買って読んで見て思ったのは、誰かに貸したいマンガだなーってコトｗ
マンガって、読まず嫌いじゃなくて、色んなマンガを読んで見ないとイカンな。

このマンガは、本にまつわるエトセトラという副題にあるように、本にまつわるお仕事のあれこれが紹介されてたよ。
おれが好きだったのは、やっぱり国会図書館のお話だな。本はどんなことがあっても守るようなしかけになってるという。
で、そのシーンをみてて思い起こしたのは、『金魚屋古書店』のダンジョンだった。あー、ホントにそんな世界があるんだなーと不思議な気持ちになった。
てか、おれ、そういうところで働けばよかったなー。本とかマンガとかこれだけスキなんだから、そういうトコロで働いたら、きっと充実した疲れを感じられたのではないかなと。

あと、校正や写植のお仕事も、「え！こうやってマンガや本の文字は作られてるんだ？」ってはじめてしったわ。
こういう人たちが裏方で支えてくれてるから、本ができるんだなー。何気にみている本の文字まで、これからは違って読むことになりそうだ。