クルマと長くお付き合い
きのうのことだけど、ディーラーに行ったら、めずらしいクルマが展示されてました。
ちょっと見では、アメ車っぽくないですか?
これ、昭和45年の日本車でコルトギャランってクルマですよ。
(いまはコルトとギャランは別の車として作られてます)
正面からみたときの顔、ちょうカッコイイ!
なんでしょう、このかっこよさは。
どうして、いまのクルマにこのかっこよさを生かせないのでしょうか?
最近のクルマは、似たような見た目のクルマが多いのだけど、この時代の車のデザインで、ニューテクノロジーでクルマ作って欲しいわ。
これは、このディーラーさんで働く社員さんのクルマなんだって。
昭和45年のコルトを、いまでも大事に乗ってる。
しかし、なんかね、ホント変な気持ちになるのです。
昭和45年のクルマだって、大事に乗れば、このとおり今でも現役だす。
ビンテージワインや、ビンテージジーンズのように、かっこよいオーラが出ています。
でも、この同じ展示スペースで、おれが進められるのは「新しい車はどうですか?」ってコトなのです。
R0010674 posted by (C)イマカ
↑は新しいギャラン。
うーん、それが商売だからしょうがないのだけど、なんかね、ちょっと矛盾を感じるのです。
大事に長くクルマを乗るってコトは、新しい車を買うっていうのと、同じくらい価値あることだと思うのですが。
でもでも、実際は、車検にかかる費用がかさむし、古い車ほど税金がかさんでくるし、ぶっちゃけ車社会をどんどん加速するように法律もつくられてる感じがしちゃうのですよ。
そもそも、外国には車検ってないみたいだし、日本は車検を通すたびに、すごくお金とられるしね…。
ならいっそ、新しい車はどうですか?と買い替えのタイミングとして、販売店はその期に攻勢をかける。
おれも、そうして買い換えるわけですが。
それでも、大事にクルマと長い付き合いをしているオーナーさんをみると、おれのクルマだって、まだまだ走れたのになぁ、と思ってしまう。
販売店で、「古いクルマもカッコイイでしょ?」という展示は、少し矛盾を感じたのです。
いや、カッコイイのですけどね。