物語の核心をTLに載せるという行為

これからメモっておくのは、おれ自身への戒めの意味も含めて。
物語の核心を、TwitterなどのTLに載せてしまう人の行為について。
おれは、それはすごく嫌い、デス。
前に、このはてなでも書いたけど、物語の核心をポロっと書いてしまう人って、悪気はないのだと思うけど、それでも、まだその物語を体験してない方からしたら、やっぱりキッツイ発言だと思う。
で、どういうのが許せる、許せない、であるのかと思うと、やっぱりお金を払ってる、払ってない、が一番大きいと思う。


◆1)許せる場合
たとえば、サッカーの中継を、TLでつぶやくのは、これはもう「アリ」だと思うわけです。
リアルタイムに、サッカーの中継をみてて、「いま同点だ!」「いま逆転だ!」ってつぶやくのは、そりゃもう、仕方ないですよって。
それを「ネタバレ」とは思わないです。
自分がつぶやく方ではなく、逆の立場で考えてみよう。
自分が、サッカー中継を見られない状況にいたとして、すごくサッカーみたいとして、TLでその内容がつぶやかれていたとして、「ネタバレしやがって!」とは思わない。
TLで流れてくるのは予想もつくし、もしも本気でその内容を知りたくなかったら、TLを追わないことだと。
というか、そもそも、テレビで放映されてる内容を、自分がみるときには、そのテレビにお金を払ってるわけじゃないし、そういうモノがTLに流れてきても、おれは全然許せる。
無料であるテレビの内容を、ネタバレうんぬんとは、ちょっと言えないかもしれないと。


◆2)許せない場合
これから買おうとしているマンガや、ゲームや、映画の話の核心を書く行為。
これは、おれは、許せない。
というか、そういうTLって、マジで何なの?って思ってしまう。
また、そういうTLが流れてくるタイミングって、なかなか予測できないし、そうしたモノを読まないようにする対策ってのがなかなか無いと思う(TLの購読解除は最終手段)。
おれが、そのマンガや雑誌などの、「お金を払う価値がある物語だと認めているモノ」ほど、それをネタバレされると、どうしても怒ってしまう。
有料のコンテンツであるマンガや雑誌を、無料のコンテンツにすぎないTwitterのTLでネタバレを流すってことは、有料コンテンツの価値を下げているんですよ。
で、おれにとって、前者と後者と、どっちが読みたいかっていう話だ。
もちろん、おれは間違いなく、前者をとる。
おれは、マンガが好きで、それに対してお金を払ってよいと考えている。
一方で、Twitterでそういうコトを平気で垂れ流してしまう人の話は、はっきり言えば、読まなくてもいいし、逆に有料でもそのTLを読みたいくらいのことであれば、そりゃそのネタバレ発言をガマンして購読しつづけるしかないだろうと、思う。
自分にとっての価値が「ネタバレTL<有料コンテンツ」なのか、それとも「ネタバレ>有料コンテンツ」かっていうところが判断基準になるかな、と思う。


◆3)ブログにネタバレ(感想)を書く行為
どうしても、ネタバレを含む感想を言いたいなら、そりゃ、場所を選ぶしかないと思うのです。
ブログで書けばいいと。
「これからネタバレ書きます」と冒頭に書いておけば、そのマンガを(物語を/ゲームを)ネタバレも構わず、読んでもいい、と思う人だけが、そのブログの記事を読み進めるわけですから。
でもね、Twitterで「これからネタバレ書きます」は通用しないんですよ。
なぜかというと、TLには「冒頭」なんて無いんですから。
誰が、どこから読み始めるか、なんて制御できません。
TLで「ネタバレ書きますよ」と5分前につぶやいていたとしても、そのTLを読まずに、たった今TLをのぞいたら、急にネタバレTLに遭遇する人が、いるわけです。
そんなの、なんにも注意書きにもなりゃしない。


◆結論:人の振り見て我が振り直せ
おれは、そういうつぶやきをしてないか、もう一度確認しようと思った。
また、TLで有料コンテンツのネタバレする人は、自分のその発言は何を意図するのか、もう一度考えるべきだ。
面白いから人に薦めたくて流しているのなら、物語の核心をしゃべるなんて、逆効果にすぎないっておれは思う。
逆に、人に薦めたくなくて、その物語の内容をわざとネタバレしてる、のなら効果絶大だ。
でも、おれはしないだろうけどもね。