ナイナイ岡村復活とゲゲゲの女房

普段、フジテレビ『めちゃイケ』は見ないのですが、先週土曜のめちゃイケは見ました。
いや、岡村が休んでいるのは知っていて、その岡村が約140日ぶりに、めちゃイケに復活するからと言うのでみたのです。
内容自体は、先のチリの炭鉱事故をパロって、最後の救助された人が岡村だった、みたいなヤツでした。
それは、まあ、うん、普通におもしろくて、普通でした(お笑い番組で普通って感想もアレですが)。


おれが、気になったというか、気にした発言は、岡村の入院中のエピソードで「NHKばっかりみていた」というところです。
ナイナイ岡村は、番組を休む前、猛烈に仕事が忙しくて、追い詰められて追い込まれて、それで体調を崩し、鬱病みたくなってしまったようです。
そうした病状の具体的な話は、番組では語られなかったのですが、NHK以外の番組を見られなかった、と話していたのが印象に残ってます。
NHKは、よくもわるくも民放とはちょっと視点がずれてるっていうか、あまり視聴率を気にして作ってないっていうか、スポンサーの意向を前面に押し出すようなアレも薄いので、テレビの世界に疲れてしまったナイナイ岡村にとっては、そのくらい「刺激の少ないテレビ番組」の方が、ちょうどよかったのかもしれません。
しかし、そこで岡村が楽しみに見ていたのは『ゲゲゲの女房』であるというのが、なんだかとても興味深くて、しかも、おれのなかではしっくりくる発言だったので、頭に残っています。
あのドラマは、おれも見ていました。
朝の忙しい時間なので、全部の回をまんべんなく見ていたワケではないですが、みる頻度は、おれのドラマ視聴率でいうとかなり高いモノでした。
普段はドラマなんて、まあ、本当に見ませんからね。
何がよいのか、何を感じたかは、それこそ人それぞれなのかもしれませんが、でも、あのドラマをみて岡村が元気を取り戻すきっかけになったというような発言は、とても共感できました。
もしおれが同じように心がしんどい時にあのドラマをみたら、やっぱり、うん、岡村のようにあのドラマをみて、元気をだすきっかけになったと思うのです。


とにもかくにも、民放に出ているタレントが、NHKの番組を面白いと、めんとむかって発言したのが、なんだか心にとまったので、ここにメモっておこうと思うのです。