食べる話の4 3月のライオン5

タイトルで数字大杉w
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R0018385 posted by (C)イマカ

※以下、3月のライオンネタバレあります!※

今回の『3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)』は、主人公のまわりをちょっとずつ固めてきてる感じがした巻でした。
固めてるっていうか、掘り下げてきているというか、新展開というか、新展開の布石というか。
そういう感じに読めました。
3月のライオンの世界は、みんなそれぞれの「悩み」を抱えていてるというか、「傷」を抱えているので、ストレートに真っ直ぐイキイキしているというキャラはあまりいなくて、みんな地道に生きているというのが、なんとも好きです。


3月のライオンを読んでいるとどうしても『ヒカルの碁』を思い出してしまうのだけど、この巻でも思い出しました。
特に、桐山くんが学校で色々と頑張ろうとするときに、どうしても、ヒカルの碁ではどうだったっけ?みたいにちらちらするのよね。
ヒカルの碁では、主人公ヒカルがプロになる道を選ぶことで、学校の友達との関係を切って行くわけだけど、3月のライオンではその逆というか、将棋をきっかけにいろんな人との関係を築いていくというのが、面白いね。
あ、あまりネタバレ過ぎると、読む楽しみが無くなってしまうので、主題から離れたとこに話をもっていくと。


この3月のライオンでおれが好きなシーンは、なんといっても「食事のシーン」です。
そう、このエントリーのタイトルでも「食べる話の…」てつけたくらいだから、そこに注目するわけですが。
将棋を中心にしている作品ですが、やっぱり「生きる」という大きなテーマが流れていて、その流れの一環として「食べることこそ生きてるってこと」という感じが、やっぱりするのです。
そして、何度も何度も繰り返し、食べるシーンが描かれるマンガなのですよ。
たとえば…


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将棋の対局シーンで、お菓子をぱくぱく食べるシーンなんて!
このマンガ以外の将棋マンガで、こういう「対局中にパクつくシーン」って描かれたことないんじゃないかな?
まあ、他の将棋マンガでいうと、『ハチワンダイバー』があるわけですが、あのヒロインの中静そよは、対局後にものすっごい喰うキャラだけど、対局最中は食べてるシーンは無いよね、確か。
でも、実際の将棋の対局でも、こうしたお菓子などを食べて、脳のエネルギーにするというのはあるらしく、そういうのっておもしろなーと思った。


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R0018393 posted by (C)イマカ


二階堂君が食べるシーンでは「まぐまぐ」って書いてあって、おれはかなりニヤニヤしてしまったw
美味しく食べてるという感じの擬音としては、とても、とても共感できますw
つか、脳を使ったバトルでは、やっぱり糖分の摂取が大事なんだね。
おれの好きな脳バトルマンガでいうと、他には百人一首をテーマにした『ちはやふる』があるけども、こちらのヒロインの綾瀬千早も、対局後にものすごくチョコレートを食べて、対局で脳をフル回転させたエネルギーをガンガン補給するのだけど、やっぱりそういうモノなのだね。


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R0018387 posted by (C)イマカ


桐山君が、ラムネを食べるシーンでは、かなり目頭熱くなりました。
あと、ラムネが脳を回すお菓子としてはとても良いって、どこかできいたことがあったので、ふむふむ思いながら読みました。
あと二日酔いとかにもいいらしいよね?
そういえば、ヒカルの碁では、対局後のごはんシーンは、あまり印象にないなぁ…。


ま、今回の5巻で一番美味しそうなシーンはこちら(↓)ですけどね!
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R0018388 posted by (C)イマカ


しっかり、あかりさんのおっぱいのポッチまで描かれて、とても美味しそうでした!
って下ネタ落ちかよ、このエントリー。
(マンガの左端に写る白い影はウチのぬこ